いつも噛まれる!!懐いてくれない!!本当にそうですか?

ハムスターを飼ったら、やっぱり懐いてほしいですよねぇ。名前を呼んだら来てくれる、エサを渡せば取ってくれる、手を出せば乗ってくれる。飼い主にとってとても幸せな事だと思います。でも、実際は全然懐いてくれない!!いっつも噛まれる!!と悩んでいる人もいるかもしれませんね。結構多い悩みかも…。噛まれる=懐いてないという認識もあります。果たして、本当にそうなのでしょうか?

まず、ゴールデンハムスターはとってもおっとりしていて、人に懐きやすいハムスターです。人を噛む事は滅多にないそうです。なので、ゴールデンハムスターに噛まれてしまうという人は、余程怖い思いなどをさせてしまって、嫌われてしまっている人でしょう。特にオスに噛まれる場合は飼い主に原因がある事の方が多いでしょう。

ジャンガリアンハムスターは結構噛みます。何でも噛んで確認するからです。初めて見た物はとりあえず噛むのが普通です。それが例え人の手であっても噛む事はあると思います。先にお世話をする時や、手でエサをあげるなどをして、ハムスターに手の臭いを覚えてもらっておけば噛まれる事もないかもしれません。基本的に何度か噛んでしまっても、危険でないと認識すれば噛まなくなります。

懐いてくれていないと不安になるかもしれませんが、そんな時はエサを手渡ししてみましょう。本当に危険を感じている人のエサは取りません。取ったとしても、もの凄い早さで奪い、遠くに離れてから食べます。ゆっくりと受け取ってくれて、その場で食べ始めてくれているならば、懐いてないわけでもないようです。もう一歩って感じでしょうか。

本気で懐いていない、本気で噛むとどうなると思いますか?ジャンガリアンハムスターのような小さな体であっても、私たち人間を本気で殺すつもりで噛みついてきます。噛んだら離しません。出血も凄い事になると思います。ハムスターの歯って少し曲がってるので、刺さってしまうと抜けないんですよね。もし、噛んだら離さない、大量に出血するまで噛むのならば、残念ですがあなたに殺意があります。かなり嫌われています。

ハムスターの歯の力って凄いんですよ。ハムスターのお菓子にミニトウモロコシがあるのですが、あのポップコーンになる固いコーンあるでしょ?あんな感じです。あれを普通に噛み砕くんです。バラバラの粒を噛み砕くだけならまだしも、トウモロコシのままの状態で粒を取るタイプの物を与えると、獣のように齧り取ります。ちょっと引きますよ…。凄い力です。

あんなカチカチのコーンを簡単に噛み砕くんですから、人間の皮膚なんて何てことないでしょうね。チクっとするくらいの噛み方なら、痛くもない甘噛みなら懐いていないわけではないです。あなたの手を確認しているか、抱っこしている時なら「おろしてね。」とお願いしているかです。「いやだ!」という合図な場合もあります。何かしている時なら止めてあげれば良いでしょう。

殺意のある噛み方をされるときは、無理に触ろうとはしないでくださいね。また、噛まれた時に、まぁビックリしてしまうとは思いますが、手を振り放さないように気をつけてください。ハムスターも驚きますし、噛みつきが酷い時にはハムスターがどこかに飛ばされてしまう事も。更なる恐怖を覚えてしまうだけです。できるだけ、離してもらえるまで我慢してください。それか反対の手で、そっと離してください。驚かすのは逆効果になります。厳しいですけれども…。上から手を入れてお世話をするのも怖いだけなので、下から手を差し出すようにしてみてくださいね。