元気な子?大人しい子?1匹のハムスターを選ぶ方法

さて、いざ、ハムスターを飼うとなれば、ハムスターを選ばなければいけませんね。お友達に「この子あげる~」と言われれば選ぶ余地はありませんが、ペットショップに行くと・・・まぁいるわいるわです。種類も豊富なお店もあるでしょうね。単にジャンガリアンだけでも数十匹いるでしょう。たくさんいる中から1匹を選ぶわけですが、どうやって選びましょう?

「どの子でも可愛がります!!」って方は素晴らしい!!それが理想です。ハムスターは遺伝的に病気になりやすい子も多いのですが、病気になってしまっても問題ない!くらいで選んでいただけると嬉しいですね。素晴らしすぎる飼い主様は病気っぽい子をわざわざ選らんで病院に連れて行くなんて事もするみたいです。とはいえ、やっぱり元気な子が欲しいですよね。ハムスターの病気は目に見えない事が多いので、絶対とは言い切れませんが、なるべく失敗しないハムスター選びのコツをお教えします。

まず、グルーミングをしっかりしている子を選びましょう。グルーミングとは毛繕いの事です。ハムスターは何かと毛繕いをして整えます。そりゃあもう1日に何度も何度も。少し動いただけで毛繕いして整えるベッピンさんも多いです。ですが、体調の悪い子は毛繕いをしない事があります。というより、毛繕いをしなくなると病院に連れて行くことをおススメするレベルです。しっかり毛繕いをしていると毛並みも綺麗です。毛並みの綺麗な毛繕いをしっかりしている子を選びましょう。

次に、できればですが、触らせてもらいましょう。もちろん抱っこしてもいいのですが、ただケージに手を入れるだけでOKです。少なくとも手に興味を持ってくれる子を選びましょう。運がよければ手に乗ってくてくれるかもしれません。手に乗られると・・・きっと一目惚れしてしまいますよ。手に乗ってくれる子は人に慣れやすいと思います。逆に噛みついてくる子もいるでしょう。それはそれでOKです。威嚇できる元気さを持っています。とにかく、興味津々にしてくれる子を選びましょう。

生まれた日をチェックしてくださいね。最低でも生後1か月以上は経っている事を確認してください。理想は2か月弱ですね。あまり早くに母親から離れている子は、母親から充分に栄養を貰えていない可能性もあります。繁殖に力を入れてとにかく売っているようなペットショップでは早く売り出す事もあるようです。最低でも生まれた日から1か月以上は経過している事を確認してください。2か月くらいの子を選ぶと良いでしょう。

最後によ~く観察してみてください。鼻が濡れていたり、毛並みが荒れていたり、皮膚が見えている子は避けましょう。一緒にいる仲間とケンカなどになって怪我をしている子もいるかもしれません。回復する怪我なら良いですが、心配なら避けた方がいいかもしれませんね。

とにかく、最低でも毛並みと毛繕いは注目しておきましょう。後は、まぁ気になった子でOKです。元気に走り回っている子がいいならそれも良し。大人しそうな子がいいならそれも良し。ただし、大人しかった子が家でも大人しいとは限りませんよ~。ちなみにウチのジャンガリアン君は元気過ぎてよくひっくり返ってジタバタしてましたが、家に来て誰も敵がいないと知れば大人しい子になりました。環境や一緒に過ごす仲間の有無でも性格は変わってきます。

どんな子が来ても、例え病気になったり怪我をしたりしても、嫌がらずに可愛がってあげてくださいね。どんな子でも出会う運命だったんだと思いますよ。気になるようなら家に慣れた頃に1度獣医さんに診せても良いでしょう。